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世界は狂っているから面白い

海外ニュースの紹介ブログ。映画好き。

芋虫が世界を救う!?プラスチックを食べる幼虫を発見。

 以前、プラスチックごみによる環境汚染が深刻なレベルに達しているという記事を書いた。

yagimiyag.hatenablog.com

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この度、なんとプラスチックを食べる芋虫が見つかったという論文がCurrent Biologyという科学ジャーナルに発表されたらしい。

どうやってプラスチックを食べる芋虫が世界を救うのか
(記事タイトル意訳)

ハチノスツヅリガの幼虫は巣虫と呼ばれ、ハチの巣に寄生し蜜蝋を食べる性質がある。
するとハチの巣が壊れてしまうので、ヨーロッパでは広く害虫と認識されているそうだ。

しかし、この奇妙な性質が環境問題の解決につながるかもしれないという。

スペインの養蜂家がハチの巣からこの害虫をつまみ出し、プラスチック袋に入れておいたところ、袋をもぐもぐ食べて小さな穴がいくつも開いていたという。

そこで、この害虫を利用して、近年問題となっている自然界に捨てられているポリエチレン(生分解性でない)を減らすことが出来るのではないかと考えられた。

研究者たちはどのようにプラスチックを消化しているのか調査したという。
その結果、芋虫は近年試みられている他の方法よりも素早くポリエチレンを分解したそうだ。
まだ、研究段階だがこれが応用できたら、環境負荷が大きいプラスチックを減らせるかもしれないという。

もし、一つの酵素がこの化学的なプロセスで働いているならば、生物化学的な手法を用いてその酵素を大きなスケールで生産することが可能になるという。
また、芋虫が単に咀嚼しているだけでなく、化学的な反応によって消化されるのかどうか、芋虫を潰してそれをプラスチックに塗って同様の結果が得られるかどうかアナログな手法を用いて確認するそうだ。

もしも、この現象をバイオテクノロジー的に利用することが出来れば、プラスチックを分解できる薬が開発されるかもしれない。

テクノロジーによる汚染をテクノロジーで解決できたら一番スマートだと思う。

はらぺこあおむし エリック=カール作

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